ボルドー プリムール2019

《 プリムールとは? 》

プリムールとは、樽で熟成中のワインを一部先行販売するという、ボルドー独自のシステムです。
「プリムール」として売り出されるワインは、長期熟成が見込める高級ワインがほとんどです。年月を経ると、その市場価値は上昇する傾向にあり、ヨーロッパでは富裕層の投資商品として知られています。

樽で熟成中のワイン

2019年ヴィンテージ

プリムール価格は、そのヴィンテージの評価と、影響の大きいワイン評論家がつけたポイントや経済情勢などを加味し、シャトーと仲介業者の合議によって決まります。そして、毎年3月末~4月はじめにかけて、各シャトーがプリムールをお披露目し、世界各国のトレーダーがボルドーに集結、試飲・買い付けを行います。
今年はコロナ禍の影響でサンプルワインを各地に送り、各地エージェントにより試飲会を実施するという異例の開催となったようです。

さて、2019年のボルドーの天候は、穏やかな気候に恵まれました。2,3月には例年より多くの日照量を記録し、その後気温は低くなり生育は遅れ気味に。夏には焼け付くような暑さがありましたが、そのおかげで糖度が高まりました。7月末からは程よく雨が降り、収穫を前にして、ブドウの生育に適した、昼は暖かく夜は涼しい気候になりました。こうした気候から、ブドウは健やかに育ち、「2019年は良質から最高品質。2015年、2016、2018年などと並び、優秀なヴィンテージである」(ジェームズ・サックリング)という評価も出ています。(※1)

ワインの製造工程とプリムールの販売時期

2019年ヴィンテージのボルドーワインの場合、2019年の秋に収穫したブドウは、各シャトーで圧搾・発酵・熟成を経たあとに木樽に入れてさらに約1年間熟成されます。
収穫したワインが市場に出るのは、収穫の約3年後の2022年春~夏頃。プリムールはその通常販売の時期に先駆けて、木樽で熟成させている途中で売り出されているものです。

高価なボルドーワインは、長期熟成を経て味わい深く、年月が経つとその市場価格は上昇する傾向にあります。

プリムールでボルドーワインを買うということは、一番早く、安い段階で価値のあるワインを購入できるということ。そのワインはどんどん価値を高めていくでしょう。

まだ市場に商品として売り出されていないワインを買うという、新しい経験をしてみませんか?

(※1)参考:
「2019年の収穫スタート-ハーベスト最新情報」ボルドーワイン委員会公式ブログ(2019.9.24更新)
https://www.liv-ex.com/2019/11/bordeaux-2019-weather-harvest-report/
“Bordeaux 2019 weather and harvest report", Liv-ex.(2019.11.5更新)

プリムールができるまで

世界のハイクラスを魅了する
ヴィンテージワインの魅力

大切な人が生まれた年、
子どもや孫が生まれた年、
結婚した年。
特別な年と同じ年のワインで、
いつか乾杯を…

世界のハイクラスを魅了するヴィンテージワインの魅力

ヨーロッパで伝統的な「ワイン投資」とは?

ご存知のとおり投資には、株式や債券などの伝統的資産を対象とした投資と、不動産やオプション取引のような伝統的資産以外を対象としたオルタナティブ投資があります。
オルタナティブ投資の中でも商品先物市場で取引されている金やプラチナ、穀物など、商品に投資するコモディティ投資があり、ワインもそのうちのひとつに含まれます。
日本ではあまりなじみがありませんが、株式や債券のように金融市場の影響を受けることがなく、一般的な金融資産とは異なる値動きをするため、分散投資、いわばリスクヘッジに有効な方法として、ヨーロッパの伝統的な投資のひとつとなっています。

ボルドーワイン 5大シャトーの平均価格推移

※本記事はワインの投資目的による購買を推奨する意図はございません。

世界の約4分の1の富裕層がワインコレクター

2018年、サザビーズのオークションで、1945年ヴィンテージのロマネコンティが1本558,000ドルで落札。
グラス1杯で1,000万円相当の価格です。また、その年ジュネーヴのオークションでは、故アンリ・ジャイエ氏のワインが総額3,000万ユーロ(40億円相当)で落札されました。
このように近年、一部のワインは価値の推移のポジティブな側面が注目されており、世界の富裕層の熱い視線がボルドープリムールに注がれているというのも頷けます。
アメリカのワイン経済ジャーナル「American Association of Wine Economists」によると、「世界の4分の1の富裕層がワインコレクターであり、資産の2%をワインで保有していると推測される」としています。(※3)

(※2)(※3)
出所:「金融市場とパッション投資〜ワインのケース〜」三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券株式会社作成

ワイン投資は楽しみながら

ワインは株のように流動的に価格が変動するということはないため、短期的な利益を見込めるわけではありません。
特に投資の対象となるようなファインワインには「飲み頃」が存在し、その見極めは難しくもあります。ですので、ワイン投資は、先に述べたように、資産の分散や長期投資として考えるのが良いでしょう。グレートヴィンテージのもの、生産量が少なく希少性のあるものは、需要が高まり値上がりも期待できます。
しかしそれよりも「ワインの飲み頃を待つ」、それが最大の魅力。ご自身で購入したとっておきのヴィンテージワインとして、好きな時に飲めるのが、何よりもの楽しみです。ワインは生き物ですから、ぜひここぞ!というタイミングまで熟成を待ちましょう。カドがとれ、まろやかに、そして複雑で繊細に変化したワインをじっくりと楽しみたいものですね。

ワイン投資は楽しみながら

商品一覧

評価  WA=ワイン・アドヴォケイト DE=デキャンター JS=ジェームス・サックリング NM=ニール・マーティン

評価  WA=ワイン・アドヴォケイト DE=デキャンター JS=ジェームス・サックリング NM=ニール・マーティン

x