
ブルゴーニュの価格高霧や気変動による収量不足など、ビノ・ノワールを取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
今回は銘醸地ブルゴーニュはもちろん、今注目される産地のピノ・ノワールを特集します!
各産地のピノ・ノワールの違い
ピノ・ノワールは繊細で栽培が難しく、他の品触とプレンドして造られることがないのが特徴です。
アメリカやニュージーランドでの成功をきっかけに、現在では世界各国で栽培されるようになり、その味わいも多種多様です。
温販化により新しい産地も生まれるなど、今後の可能性にも注目です!!
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日本・北海道
近年の温暖化により、気温が上がったことでピノノワールも栽培可能に。
今後注目の産地の1つです。 -
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワールの原産地。
早然なピノ・ノワールと冷涼な気候との相性が良く、酸味や渋みの穏やかなエレガントなワインに仕上がります。 -
イタリア
ピノ・ネロと呼ばれて、イタリア国内の様々な地域で造られています。
トレンティーノ・アルト・アディジェ州とロンバルディア州が特に有名で、果実味に富んだ豊かな味わいが特徴です。 -
ニュージーランド
ヨーロッパ以外で初めてピノ・ノワール栽培に成功したとされているニュージーランド。
北島ではテロワールが近いためブルゴーニュに似たエレガントな味わい、南島ではハープを想わせるアロマのあるものが造られています。 -
チリ
チリといえば、日本国内で最たる輸入量を誇る今をときめく産地。
温暖と冷涼どちらの気候も併せ持ち、ブルゴーニュよりも果実味のあるチャーミングな味わいのものが多い産地です。