

チリワインの新たな歴史を築いた一本。
世界最高峰を目指して生まれた、伝説のアイコンワイン
二社のワイナリーの協力で生まれた情熱溢れるワイン
1990年代初頭、チリワインがまだ世界的な評価を得る途上にあった頃。
エラスリス家4代目エドゥアルド・チャドウィック氏は、この国の恵まれた気候と大地には、世界最高峰のワインを生み出す力があると確信していました。
その想いは、1991年にカリフォルニアワインの礎を築いたロバート・モンダヴィ氏との出会いをきっかけに現実へと動き出します。
エドゥアルド氏はロバート氏の次男であるティム・モンダヴィ氏と共にチリ各地の畑を巡り、ついに完璧なテロワールを発見。
チリとフランス、二社のワイナリーの情熱が、チリの大地が秘める可能性と未来への挑戦を秘めたプレミアムワインを生み出しました。


チリワインの実力を世界へ示した
ベルリン・テイスティング
セーニャワイナリーが生み出すワインの品質は高く評価されていましたが、当時はまだ世界最高峰のワインと肩を並べる存在とは見なされていませんでした。
そこでエドゥアルド・チャドウィック氏は、1976年にカリフォルニアワインがフランスの名門ワインを破り世界を驚かせた歴史的なブラインドテイスティング「パリスの審判」に着想を得て、ワイン評論家スティーブン・スプリアー氏を招き、2004年にベルリンでブラインドテイスティングを開催します。
この「ベルリン・テイスティング」でチャドウィック氏の「ヴィニェド・チャドウィック 2000」は、世界の名だたる銘醸ワインを抑えて見事第1位を獲得。
チリワインが世界最高峰に肩を並べる実力を持つことを証明し、その歴史を大きく塗り替えたのです。
THE VINTAGES

セーニャ 2009
暑く乾燥した気候に恵まれたヴィンテージ。春の霜の被害もなく、平年を上回る気温が続いたことで、ブドウは健全に早熟に育ちました。
自然条件に寄り添った丁寧な畑仕事により、糖度とフェノールの成熟が見事に調和した凝縮感と気品を兼ね備えたワインとなり、10年以上の熟成を経た現在は、美しい赤みを残した深みのある色合いへと変化。スパイスやチョコレート、葉巻箱やタバコを思わせる複雑な熟成香に、熟したラズベリーやチェリーの果実香が幾重にも重なります。
口当たりはなめらかでシルキー。豊かな凝縮感と長い余韻を支える緻密なタンニン、そして生き生きとした酸が全体を美しく引き締め、力強さと優雅さが見事に調和したヴィンテージとなっています。

セーニャ 2020
穏やかな冬を越えて順調に育ちながら、太平洋から抜ける冷涼な風に包まれて爽やかな酸味と繊細なアロマをしっかりと保ったブドウに成長し、美しいバランスを備えた豊かな味わいへと仕上がりました。
グラスに注げば紫がかった深みのあるガーネット色が印象的で、
チェリーやラズベリーなどの赤い果実の香りに、スミレの花やディル、ローズマリーが重なり、ほのかな甘いスパイスのニュアンスが奥行きを与えます。
口当たりはみずみずしく、若々しい果実味と上品な酸が調和。きめ細やかなタンニンがシルクのようになめらかな質感を生み出し、豊かで奥行きのある余韻が残る、力強さとエレガンスを兼ね備えた、セーニャらしい品格を感じさせるヴィンテージです。

セーニャ 2022
年間降水量はわずか75mmと厳しい環境でしたが、ブドウはゆっくりと均一に成長。
健全で凝縮感あふれる果実を育みました。収穫量はやや少なかったものの、ブドウは美しい酸と色調を保ち、高い品質が実現されています。
グラスには紫がかった鮮やかなチェリーレッドが輝き、プラムやブルーベリーなどの果実に、ラベンダー、ほのかな甘いスパイス、シダ、黒鉛を思わせる香りが重なります。
口当たりは豊かでありながら緊張感のある美しいバランスを備え、熟したタンニンがシルクのようになめらかに広がり、奥行きのある余韻へと続きます。
凝縮感とエレガンスを高い次元で両立した、セーニャの魅力を余すことなく表現したヴィンテージです。






